WASARAー小さいお皿(角皿・丸皿 Sサイズ)

使い方いろいろ!小さくても素敵なWASARAの紙皿

8センチ四方の角皿小サイズ、直径約9センチの丸皿小サイズ。パッと見た時、お醤油皿という使い方しか浮かばない自分の想像力の乏しさが悲しくなります。

そんな時 WASARAのメーカー様からお借りする画像にはヒントがいっぱい!

ある時は和菓子がきれいにたくさん並べられ、またある時はフレンチのオードブル。これを見ると「わぁ、こんなふうに使ってみたい!」「ホームパーティをしよう!」と気持ちが高ぶります。

そうやって真似をしながら使っていると、よりおもてなしのアイデアが広がりますし、またお問い合わせに対する回答もお客様の状況を思い描きながら考え、お答えしていけることは楽しい時間です。

時折このブログでもWASARAのメーカーさんにお借りした画像を載せていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ホームパーティだけでなく、企業様の展示会にもいろんな場所で使えて、しかもその場をグレードアップしてくれるのがWASARAの魅力!。

最近では国際会議の際によく使われているというのを聞きました。日本を代表する商品になっているのがとてもうれしく誇らしく思います。

今回ご紹介するのは小さいサイズのお皿。角皿と丸皿です。

角皿小:サイズ : 80mm × 80mm × 17mm
1枚当たりの重さ : 約 5 g

丸皿小:サイズ : Φ90mm × 16mm
1枚当たりの重さ : 約 5 g

大きさはこんな感じです。お皿にいっぱいいっぱい載せるのではなく、食べ物を置くスペースと空間。そのバランスも目からのおいしさを感じ取らせてくれます。

             丸皿はかわいいイメージ。

角皿はこんなに小さくても「角」のデザインが持ちやすくてその上おしゃれです。

丸皿も角皿も和菓子を置くのにとてもいい大きさです。この大きさは紙皿ではなかなかありません。雰囲気もいい感じです。

和の雰囲気にピッタリのWASARAですが、もちろん洋の雰囲気も素敵です。

国際会議で思い出しましたが、WASARAの最初の国際会議での使用は2008年の「洞爺湖サミット」の際の夫人方のランチ会だそうです。環境問題についても議論された洞爺湖サミット。WASARAにピッタリのデビューです。

WASARA-一番最初に作られたデザインは?

WASARAのスタート

パーティでお皿を使用するとき、正式な場所でお皿をレンタルすると それなりの費用が掛かります。もちろん割ったりしたらその分の保証も必要でしょう。だったら使い捨てがあれば・・・

しかしパーティに相応しい紙皿(恥ずかしくない紙皿)というのはあまり見かけません。
WASARAもこの発想からスタートされたというのを以前、拝見したことがあります。

「パーティで恥ずかしくない紙皿。しかもリサイクルができて、新たな原料ではなく、捨てられているもので作る。」この考えでスタートしたWASARA。

今まで日本にないものだから、素材選びからデザイン、製造には時間がかかり、発案から販売まで約3年もかかったそうです。このお話をあとから知り、改めて一つ一つのデザインやフォルム、素材を見るとこの年月に納得します。

さて、WASARAで一番最初にできたデザインは?

タイトルの答えですが、WASARAで一番最初にデザインされたのは「コンポート」だそうです。

そしてコンポートを回転させたときの形がロゴのデザイン。

このロゴですが色合いといい、とても日本っぽくて素敵です。ロゴ自体が日本の家紋のようで、そしてよく見るとリサイクルのマークのよう。自然に返るリサイクルマークのような循環型はWASARAそのものです。

コンポートの器ですが、手に取ってみると表面に木彫りのようなテクスチャー。見たことおありですか?

木彫りのようなデザイン、今まで紙皿では見たことがありません。もちろんこの金型も日本のメーカーしかできない技です。金型の業界でも、紙皿のためにこのような金型を作るのは初めての試みだったとか。日本の技術と新しい技術をふんだんに使い、WASARAは細部まで繊細に作られています。

形状、テクスチャー、口当たり、手触り。食事の道具でありながら五感に響く紙皿。日本だけでなく海外からのご注文が増えていくのは、これが大きな理由だと思います。

WASARA-おもてなしに使うからこそ。知っておきたいWASARAの使い方

WASARAを扱わせていただいてから、お客様からwasaraの使い方やパーティの時の使いやすい組み合わせについての問い合わせを時折頂きます。
それはWASARAを自分の家族だけで使うのではなく、大切な方をおもてなしするときに使うことが多いため、できるだけ失敗のないようにと不確かなことを確かめに来られているのだと思います。

WASARA-素朴な疑問!電子レンジは使えるの?

手で持った時、普通の紙皿、紙コップとは明らかに違う適度な重さと重厚な手触りのWASARA。

WASARAは紙皿だとわかっていても それ以上の精巧さを感じてしまうため、おいしそうなスープをWASARAのボウルに入れたとき、「冷めてしまったから電子レンジで温めよう」とか、WASARAのお皿に盛りつけた後、あまりに美しい盛り付けに思わず「チーズを上にのせて少しオーブンに入れてとろけさせたらもっと美味しそう!」とより美味しくしようという気持ちになるのも無理はありません。

しかしながらWASARAは電子レンジやオーブン、オーブントースターでのご使用はできません。やはりWASARAは紙皿なんです。

熱湯を入れても大丈夫です。熱いものを入れてもそれほど手に熱さは伝わらないので、お猪口に熱燗を入れたり、ボウルに熱々のスープを入れるのも大丈夫です。しかしWASARAは紙でできていますので、陶器や耐熱ガラスの器ほどの十分な重さはありません。バランスが悪い状態で熱湯を入れて、器が倒れてしまうこともありますから、熱湯を入れる際は十分お気を付けください。

また液体を入れてそのまま長時間保存したり、調理保存用にWASARAを使うことも無理があります。あくまでも楽しい会食の間だけに使う紙の簡易容器です。

WASARAを使っているとこの簡易容器だというのを忘れてしまうことが難点と言えば難点でしょう。

 

WASARAでコーヒーマシンを使うとき

WASARAにはコーヒーカップやタンブラー、お猪口など 飲みものに相応しいおしゃれな形の器があります。

WASARAの紙皿を使うとき、WASARAのそれぞれの器のフォルムを生かして、より美味しそうに、おしゃれに飲み物やお料理を盛りつけたい気持ちになるでしょう。しかし最近よく見かけるコーヒーマシンを使う際には 一つ気を付けないといけないことがあります

よくインスタグラムなどのSNSに、おしゃれに泡立てたミルクが印象的なカフェラテやカプチーノを見ることが多く、多めの容量が入るWASARAタンブラーでもつい試してみたくなります。

ミルクを泡立てるとき、コーヒーマシンでは「高温の蒸気や水圧でミルクを泡立てる機能」というのを使用することが多いと思います。しかしながら WASARAは環境配慮のコンセプトもと、器の内側へのフィルム (ラミネート )加工をしていないため、高温の蒸気や水圧が加わると 繊維がほぐれて穴が開きやすくなります。穴が開くことで中の熱い飲み物が漏れてやけどの原因となる可能性があります。

一般的な温度の飲みものをポットから普通に注ぐことには何ら問題はありません。ミルクを泡立てる機能と上記には書きましたが、ミルク泡立て機能だけでなく、高温の蒸気や水圧を使用するコーヒーマシンのご使用は避けて、上手にWASARAの使い捨て容器を使うことをお勧めします。

 

 

WASARA-使って納得!おしゃれな紙皿

おしゃれな紙皿-WASARAとの初めての出会いはエコ意識の高いフランス

WASARAを初めて手に取ったのは、約10年ほど前。仕入れのために訪れたフランスのお気に入りのセレクトショップでした。

まさか日本製とは知らずに「なんて素敵な紙皿!さすがフランス!」と感激してに手に取りオーナーさんにどこで仕入れたのかを聞いたところ、日本製なのに知らないの?という返事。

毎年行われるフランスでのインテリア雑貨の展示会が翌日に控えていたので、扱っているフランスの会社を教えてもらい、展示会ではまずそのブースへ。

偶然にも当時取引をしていた会社の一つが、WASARAの取り扱いも始めたところでした。当時のWASARAは海外販売分だけかもしれませんが、箱に入っていて、見るからに高級感のある紙皿。

使い捨ての紙皿としては少し値段のする商品なので、高級セレクトショップなどの限られた場所での販売しか無理かな?と思いましたが、WASARAの素晴らしいところは、デザインだけでなく環境への配慮があること。

土に還る素材から作られたWASARAは、楽しく食事に使ったのち、自然界に戻るというエコな紙皿。これならエコ意識の高いフランス人にも好まれるはずです。値段が高いのにも理由があって、納得できる値段だと思いました。

日本製とわかり、手に取ってじっくり見ると和紙のような質感としっくりと手に収まる繊細なフォルム!見れば見るほど日本の技と美意識を感じさせてくれるお皿でした。

この時のフランスへの旅は フランスに仕入れに行ったのに、日本の技術の高さ、モノづくり力のすばらしさに気づいた時間となりました。

もちろんフランスの会社から輸入するわけもなく、WASARAの取り扱いに至るには、日本でもう少し時間がたってからでした。

 

地球環境にやさしい紙皿WASARA

最初にWASARAを見つけたのがフランスというのは、WASARAの環境への配慮と関係があるように思います。(私の住む場所が関西にWASARAが出回っていなかっただけかもしれませんが。)

ヨーロッパを旅して感じたことの一つに、エコ意識の高さの違い。

10年ほど前フランスに行った際、レジ袋はその頃から有料だったような記憶があるし、フランス在住の友人と彼女の家の近所で待ち合わせしたときには、食品のいっぱい詰まったカートとエコバッグを持った姿で数年ぶりの対面をしました。

フランスで生活する友人の姿を見て、ゴミを減らすだけでなく、温暖化対策にも貢献する考えが一人一人に浸透していると当時から思いました。

人間の一生よりもはるか先の未来のことを考えたモノづくりをしているのはWASARAも同じ。この点がフランスの人にも受け入れられていたんだと思います。

WASARA は原料に竹とバガス(さとうきびの繊維)が使われています。
竹は枯渇する心配のない非木材で、バガス(さとうきびから砂糖の原液を搾り取った後に生まれるもの)は、廃棄されてしまう事もありますが 紙の原料として優れた性質があるそうです。

これらの材料を使うことは、資源の有効活用に繋がります。
WASARA は、限りのある資源を最大限に活かし、その上でより使いたい!使って楽しい!という喜びを感じさせてくれる紙の器です。